AMDのWindows 11 Readyの最低CPUと言えばRyzen 5 2600であるが、最近中古相場が異様に安い。本当は自身が狙っているものを「安い」とか書いて相場が上がったらアホ丸出しなのであるが読者へメリットを提供することを選んだ。エラいな自身(自画自賛)
「最下層はRyzen 3とかAthlonじゃないのか?」と言われそうだが相場と性能と流通量が見合っていると言い難いものがあるので勝手にRyzen 5 2600に認定した。軽く調べても現在1万円ちょいという価格で6コア12スレッドでPASSMark 13196はやべーものがある。
ちなみにライバルになりそうな物を並べると
i5 8400
9225
Ryzen 3 3100
11657
Ryzen 5 3500
12826
Core i7 8700
13043
Core i3 12100F
14386
Ryzen 7 2700
15656
Ryzen 5 3600
17818
Ryzen 7 3700X
22710
※青字はオススメしないもの
というところ。相場から見てRyzen 3 3100とRyzen 5 3500は無視でいいだろう。Ryzen 7 2700も相場的には厳しい。12100Fの性能が良好だがベラボーに高いマザボを見るとIntel信者用という感が強い。LGA1700の締めつけ問題もある。
一方でRyzen 5 3600・Ryzen 7 3700Xも相場的に見ると悪くない、どころか積極的にアリな感がある。あとは中古というものにどれだけ抵抗を感じるか、というところだろうか。
IntelのWindows 11 最下層はi3 8100からになるがこの世代はもうお呼びじゃない感じである。i7 8700でもRyzen 5 2600と同等なら絶対2600だろう。i5 8400にいたってはPASS Markが1万切ってしまった。タマ数は多いので中古市場が今後がつんと値崩れすれば今後アリになるかもしれないがIntelの中古を見ると未だにHaswllとか大量に見かけるので時間はかかりそうだ。
SARS-CoV-2の蔓延と円安のダブルパンチで世間では「いよいよパソコン買えないな」というムードであったが予想外の値崩れを目の当たりにした自身であった。