代替GPIQのナゾ

SPXもNDXもついでに日経225もATHでマネーゲームはとどまるところを知らない様相である。
となってくると次のテーマは「いかに安定して投資期間を短くするか」というところのような気がする。単純に「投資で人生一発逆転や!!」というのであればさっさとドル転してNVDA一発勝負で終わる話なのであるがその感覚は宝くじに近いものがある(もちろん宝くじよりよほど夢があるが)

というわけで今HOTなのがゴールドマンサックスがリリースして間もないGPIQだ。だんだん書くのがめんどくさくなってきたので急ぐがこれはまずQQQを25~75%所持して、残りの部分をATMのコールオプションの売り25%~75%の範囲で売りつけるというものだ。これによって確実なオプション収入を得ると同時にQQQの値上がり分もある程度得られるという設計である。

まだリリースして間もないETFであるが各所アナリスト界隈では「これはJEPQをこえているぞ!」と大盛りあがりである。実績は過去1年では14.6%を叩いておりこれはSPX(VOOなど)の平均をこえている。
すこし厳し目にして年利12.75%でまったくの新入社員25歳サラリーマンが2000万円を目指そうとすると毎月84000円x10年間で達成可能である。35歳で2000万円あれば十分心強いのではないか。(面倒なので為替変動は考えない。ボーナス月にさらに投入するなら期間はますます縮まる)

しかし問題はこのGPIQは日本では買えないということである。オーマイガッ!!!今までの話はなんだったのか。

だが絶望するのはまだ早い。GPT-5の超絶計算によって簡単にGPIQを再現する方法が見つかった。それがQQQ50%+QYLD50%である。どちらも日本国内から円で簡単に買える。

GPT-5とのやりとりの制限があるのでこの仮想GPIQを使って10年の成績をClaude 4に計算してもらったのがこれだ。


これが本物のGPIQと何が違うのかと言うと単純にどちらも50%に固定したということである。そんなんで再現できるのか?「日本からは買えない仮想GPIQとしてはこれで十分」というのがGPT-5の見解だ。
なお「84000円もつっこめねーよボケ」「オホホ、外資系だからもっとつっこめますわよ」という人のために他の場合もClaude 4に計算してもらった。

25年間コースはなんとも途方もないがそれでも毎月1万円で到達なら突っ込まない手はないという感がある。
それにしてもJEPQの大ヒットを見てゴールドマンサックスが速攻で対抗を作り上げるとかまったくマネーゲームの世界はおそろしい。