Windows 11、まさかのCore 8th Gen以降

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「まあそんなものか」と思われていたWindows 11の要求スペックであるがここにきてCPUがIntelの場合Core 8th Gen以降ということで衝撃が走っている。

*同世代以降のCeleronPentiumはもちろんセーフ

例えば2017年のi7 7700なんかは発売から5年も経っていないうちに死刑宣告がされたわけである。(ただWindows 10は2025年10月までサポート有)

一方のi3 8100なんかは少なくても4年以上、下手したら9年くらいは寿命が伸びたわけであり、これは納得いかない人出てきそうな予感である。
ただし、TPM2.0が問題だと言うなら7th以前のCPUにも搭載されているので今後対応CPUが緩和される可能性もある。またWindows 10からファイルを拝借してくると騙しインストールが出来るという報告もあるので諦めるのは早いのかもしれない。

しかしIvy(3rd)以前はTPMという概念がそもそも存在しないということでほぼ完全死亡だろう。騙しインストールで乗り切るといってもそこまでIvy以前にしがみつくBenefitが薄いので素直にi3 8100の中古でも買ったほうが早そうだ。そんなi3 8100であるが、

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ゲームをしないのであればこのあたりの価格は全然許容範囲であろう。ただ、メーカー製PCの場合TPM設定がいじれない可能性があるのではという報告もあるので即座に飛びつくのではなく素直に「Windows 11インストール済」まで待ったほうが無難な気がする。価格もUpdateは無料なので業者次第であるが何万円もここからつり上がることはないだろう。せいぜい2000円くらいではないか。(もしくはまったく変わらない)

整理する。Intelだけで恐縮だが

3rd以前(Ivy)……完全死亡、ただし騙しインストールで生き延びる可能性はある

4th~7th……現時点では死亡、TPMには対応しているので緩和される可能性はある

8th以降……Readyだが、メーカー製PCでTPMをカットされていたりすると死亡かも

もしこのままM$が8th以降を強行すると世の中には相当のゴミで溢れかえりそうな予感である。もちろんLinuxで延命をはかるという手段もありそうであるが所詮は趣味の範囲で大方の人は2025年10月の終焉まで指を加えながら使い続けるのではないか。

しかし2017年当時、25万円とかでこんなi7 7700を買った人がたった4年でゴミ宣告を受けるとかなんとか悲劇を通り越して喜劇に変換するしかない感じである。

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まあ最低でもビデオカードは使い回せるからそこまで痛くもないかもしれないが……。