ひろゆきの投信話が出鱈目すぎる……計算すると人生論になってきた

Q.投資信託で生きていきたいのですが、予算お金いくらあれば生涯年収3億円になりますか

ひろゆき
「無理です。投資信託では良いやつで2%ぐらいの利回りあるかと思うんでそうするとたぶんの生涯年収3億円もらうためには年間600万円ぐらいですよね?年間600万円あったとしたらたぶん投資信託で生きていかないとか言いません。あの、大体ね1億円ぐらいから声かかるかもしんないすけどね僕ぐらいになると以下略」

初めてYouTubeから文字起こしというのを試したが、こうしてみると割と意味不明である。
台本がないのだから意味不明な言動はまだいいとしても投資信託が2%と言い出すのは看過できない。というかどこのへっぽこ債権ファンドだって感じである。あまり詳しくないことに口を出すのは考えものである。

しかし「出鱈目」と書いたからには自身が解答を出さねばならない。上記のイメージだと50年後に3億あれば良いようであるが、20歳で50年後って70歳で3億円持っていてもそこからの人生楽しいんだろうかという感がする。とりあえず計算しよう。

f:id:ninosan:20201229080333p:plain
というわけで相当現実的なラインで考えた。NASDAQ100であればレバをかけなくてもギリ10%いくとして、スタートは学生時代のパートで貯めた24万円と、そこからは毎月2万円の増資をNASDAQ100に突っ込みを50年間続けた結果である。

恐ろしいのは39年後の59歳でやっと1億円いったと思ったらそこから怒涛のようにカネが増えるということである。

しかし3億円いけるのは良いとしても前述の通り70歳からギャルやイケメンとキャッキャできるのかという問題が発生する。いや別にキャッキャじゃなくても良いのだが、事業を起こすにしても70歳から起業するの?という感がするし、実に悩ましい。

一応月の増資を3万円にしたり、レバをかけた想定でExcelをいじったがあまり目覚ましい感じにはならなかった。まずは3億円を諦め自分が本当に何をしたいのか考えた方が良い気がしたのである。だって70歳で億ション住んでLamborghini乗り回したって仕方ないでしょ?