ここ最近レバレッジNASDAQ100の話題をかなり各所で見かけるようになってきて、同時にピックアップされるのが「でもリベラルアーツ大学の両学長は反対している」というものである。
そんなリベラルアーツ大学の登録者数は161万人に到達しYouTubeで投資で検索すると100%の確率でヒットするチャンネルとなっている。自身も一時期登録していたのだが割と早い段階で抜けてしまった。
抽象的なハナシが多いのが理由であったのだが、レバレッジの反対をしているということで最近の動画を何本か確認したところ光属性がやけに強化されており自身のメンタルダメージが即臨界に達したのであった。
しかし、このことを言葉で説明するのは結構難儀でそもそも両学長は間違ったことは言っていないのである。間違ったことは言っていないので視聴者が副業などで上手くいかなったとしても視聴者の実力不足とかそんな行動力が足りてないとかそんな感じで終わりそうである。
ところで、リベラルアーツ大学の投資信託関連の動画を見るとオルカン一択という感じの紹介をしていた。
なるほどオルカンね、良い投資信託だよね。
しかし一方で両学長はこんな事も言っている。
「資産5000万円を目指しましょう！」なるほど5000万円か。
じゃあ計算しよう。
つい最近知ったのであるがオルカンの平均リターンは5.97%らしい。それを30代平均預金額の240万円スタートで毎月入金した結果が上記である。
毎月3万円だと60歳になっても5000万円に到達しない。毎月8万円突っ込んだとしても50歳までには間に合わないのはちょっとショックである。
両学長を讃えている人はこの事実を把握して讃えているのか正直言ってビミョーである。毎月8万円ともなると相当いろんなことを犠牲にしないと出来ない気がするがそれでも50歳に間に合わないのである。これがS&P500連動投資信託になると現状リターン8.7%とのことなのでいきなり数字が改善する。
毎月3万円でも55歳で5000万円到達、これなら納得感ある読者も多いのではないか。意外なことに倍以上の8万円突っ込んでも48歳で到達なのでそこまで極端には変わらない印象である。「いや55歳と48歳なんて全然ちげーよ」と言うのであれば頑張って毎月8万円入金されたし。
オルカンを無視した時点で両学長に逆らってしまった自身であるがこれがいきなりレバレッジNASDAQ100になるととんでもないことになるのは言うまでもない。
ちなみに年率平均33%を叩き出すということであるが色々差っ引いて年利30%に抑えておこう。ハンデ戦である。
冗談としか思えない結果である。
なるほどこんな数字が表に出たら誰もリベラルアーツ大学なんて入らなくなるだろう。そりゃ学長も全力否定するわけである。また毎月の入金が3万円も8万円もほとんど差がなくなった。
なぜだろうと10秒くらい考えてしまったのだが後半の金額が大きすぎるのでもはや数万円の入金力なんて誤差レベルということなのであった。勝負期間も短いので次のhogeショックをくらう可能性も低くなるだろう。さすがに1億円あるならまずは優待銘柄でも適当に買い漁って毎日タダ喰いしながらゲーム三昧でもプログラミングでもこんぺここんぺこ～とはしゃぐのも自由である。
本当ならここでリベ大の有料コミュニティに関することも書こうと思ったのだが上記の数字を見たらどうでも良くなってしまった。
ちなみに一本リーマン氏であるが登録者数がもう3万人を超えていた。今年中に10万人いくだろうなと見ているが果たして。
