すっかりここ10年くらいでニヒリズムの権化なった自身であったが久々に動揺することが起きた。
ちょっとやそっとのことでは驚かない自身であったがさすがにちょっと動揺である。とはいえ今や「トヨタアセットバンガードを抱えてリーマンショックを喰らった人」というのはかなり希少なようである。自身は生き証人か。
今日の仕事中ヒマだったのでExcelでレバレッジと等倍ファンドを50:50と抱えて暴落した時のシミュレーションをしていたのだが、意外だったのはよほど初期に暴落しない限りレバレッジが等倍よりヘコむということがないということであった。
とはいえレバNAS100(年利+25%想定)とS&P500(年利+7%想定)なのであまりに格が違うというか。
ただ暴落の時にリバランスをするとかしない以前に、割と早い段階から市場に突っ込んだ金を「n時間分の労働」と見てはいけないということであった。
割と早い段階から市場に突っ込んだ金はある意味「ゲーム内通貨」のように考えるくらいがちょうどよく、この前4000円くらい含み損が出た時点で鶏ッターで大騒ぎしている人がいたがそんな人がこの先2000万円だ5000万円だなんてとても目指すことは出来ないだろう。
その前の1000万円とか突っ込んでいたら1%で10万円動くわけで、4000円の含み損で騒いでいたら10万円なんて卒倒、失禁、泡を噴いて救急車って感じである。なんかちょっと前にも書いた気が……。
そういう人は為替ヘッジ有りの債券ファンドしか耐えられなさそうだがそれを選んだ時点で資産5000万円への切符はドブに捨てたことになるだろう。頑張って医者や東証一部企業で賃金稼いでくださいってところか。なんかironyがすぎる気がするが事実だからもうどうしようもない。
乱文ご容赦。