勝って兜の緒を締めよ

250万円セミリタイア生活の衝撃はかなりのものであったが、やはり思うことは
じゃあオレ、今の時点で退職金も足せばセミリタイアできるな、早速今日にでも退職届叩きつけてくるわ

という思考である。でもちょっと待って欲しい。以下の展開もありえるのである。これは自身のマネックス口座のリアルすぎる推移である。
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実は自身、NISAをはじめたのは2020年からであった。
今にしてみればあり得ない思考回路だが、上記の2015~2018年を見てもらえれば投資に興味がなくなるのは当然である。これが2020年になって途端にパフォーマンスが出てきたので再度興味がわいた次第である。

暗黒の2015~2018年であるが、この頃は既に三井住友ニューチャイナをぶん投げてトヨタアセットバンガード・先進国株式インデックス・Avest-Eの三本立てを所有していた。しかしこの3本の2015~2018年パフォーマンスがスッカランであった。
というかAvest-Eがひどく足を引っ張っていたのであるが、この時点ではiFreeレバレッジNASDAQ100なんて存在していないし、オルカンも存在していない。(2018年スタートではあるが設定初期に買うのはつらい)

いかに今の選択肢が潤沢かというハナシである。
「いやいや、今が選択肢潤沢ならこの先はもうずっと心配ないじゃん」と思われるかもしれないがそんなアナタはこの動画をおすすめする。

youtu.beこの動画を見る限り2020~2021年がいかにボーナスステージだったのかという印象が漂う。SARS-CoV-2が逆にボーナスステージになるとは毒を食らわば皿までというところだろうか。

上記の動画が的中したとすると再び相場は2015~2018のようにちっとも変化がない退屈な相場になる可能性が割とある。退職届を叩きつけてしまっていた場合ちっとも変わらない証券口座からイヤイヤ取り崩すだけの日々が続くことになる。耐えられるだろうか?
個人的には来年以降は金融周りの環境が悪くてもビッグテックが強引に引っ張っていくんじゃないかという期待をうっすらもっているところである。つまりダウやS&P500が停滞してもNASDAQだけするする上がるという展開があると考えている。

とりあえず「250万円セミリタイア生活」を見て即座に退職届を用意するのはちょっと待てと言うハナシであった。もちろん今現在が既にしんどくてどうしようもないというならまたハナシは別である。