また又・インデックスファンドでタイミングをはかるのは愚策か?

日曜日も仕事に駆り出されやってられない自身は平然とExcelを開いていろんな数字を打ち込んでいたのだが、興味深い数字が出てきたので紹介する。この画像をご覧頂きたい。
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YouTubeを見ていると凄まじい金額をインデックスファンドに突っ込んでいるYouTuberがウヨウヨいて視聴者は猛烈に焦りを感じるところであるが、意外なことにリスクをガツンと取ると追いつけることがわかった。6%の方はよく言われているS&P 500の平均リターンである。11%の方はS&P 500のレバか、NASDAQ100の等倍か適当に判断してもらいたい。日本国が「老後2000万円いる(ドン)」という意味不明なレポートを出したのはさぞかし騒ぎになったが(撤回したがゼツボーした人は多いはず)
結局老後のカネは自分で捻出するしかなさそうな様相である。

くどくど書いている場合じゃないので本題だが500万円で想定の6%だと20年後になってもまだ2000万円いかないのはちょっと衝撃である。もちろん20年の間に追加で買い増しはするだろうが、それでも物足りなさは否めない。一方250万円で想定のNASDAQ100等倍であるが20年目には2000万円に到達している。もちろん買い増しをしていけばもっと早く到達することになる。さらにいきりたってレバレッジNASDAQ100だったら……?

それにしても、思えば自身が投信を始めた頃はBRICsを買えみたいな風潮一色で、まともなノーロードファンドではトヨタバンガード(現在三井住友・バンガード)くらいしか選択肢がなかったものであるが、最近は本当にいろいろなノーロード選択肢が増えたものだ。読者もゆめゆめ資産シミュレーションをすることをおすすめする。11%リターンを叩き続けられるなら2000万円はそれほど難しくない印象だ。