中国デフレのナゾ

中国の株式市場がついに底なしになった。

もう既に「認める認めない」「対策するしない」うんぬんを通り越して「デフレは何年続くのか」という方にAgendaが移っているそうで衝撃である。
中には「習近平が皇帝である限り永久にデフレ」という過激めの予想まで出る始末である。

日本への影響であるがとりあえず直近ではオーストラリア・ニュージーランドの牛肉・羊肉が行き場を失って日本に安く入ってきそうである。一時期豚肉より安かった羊肉が牛肉より高くなったのは意味不明であったがやっとまともな価格(恐らく豚と牛の間くらい)になりそうである。

他にはLenovoやAnkerは安くなるのだろうか?というちょっと期待がいりまじった憶測もしてしまうところである。まあデフレなのだから「売れない」わけであってそう考えるとやはり日本に安く流れてきそうである。一時期のYMTCのNVMeみたいなものか。そうなってくると中国以外の株価もさすがに爆上げは止まるんじゃないかという気がしなくもない。じゃあ下げるのかというととりあえず生成AI特需によってしぶとい株価の維持がなされるのではないか。ただし中国製品で代替できるようなものの株価は低迷するだろう。なのでNDXはまだじりじり上がるがSPXは横ばいに近くなるんじゃないだろうか。SPXの構成が変わってハイテクが増えればまた状況は変わるが……。