iFreeNEXT FANG+インデックスはアリなのか?

中国の2銘柄が削除されたことで、風丸氏が再度mentionし注目がビミョーに集まっているFANG+であるがこれを検証する。

シャープレシオだが楽天証券に書いてあったのをそのまま持ってくる。

FANG+

半年 2.14
1年 0.69
3年 1.00
5年 0.81

レバナス

半年 1.67
1年 0.08
3年 0.56
5年 なし

このエントリーを書く当初「FANG+はビミョー」と書く気満々だったのだがこれは驚きである。こうなったらオールカントリー(オルカン)やS&P500とも比較せねばなるまい。

オルカンシャープレシオ

半年 1.03
1年 0.50
3年 1.28
5年 なし

Slim S&P500

半年 0.63
1年 0.45
3年 1.31
5年 なし

こうして見ると正直レバナスだけけちょんけちょんな様相である。なんてこった。とにかくこのシャープレシオを見る限りFANG+は「大いにあり」と言わざるをえないのが結論になってしまった。さらに等倍だから下落の時もレバナスほど悲惨なことにならないというのもメリットである。(当然爆上げ連発の時はレバナスが最強なのは言うまでもない)

最後にこの4つの比較チャートを見て終わる。

1年

「なにこれ、レバナスザッコ」と散々言われそうな成績である。一旦下落してしまうとなかなか回復が難しい。

6ヶ月

半年間にすると途端に様相が変わるのだが驚いたことに等倍のFANG+とレバナスが競っている。これを見ると相当なレバナス信者でも「これならレバナス50:FANG+50にしようかな」と考えるのではないか。もちろんこの先どうなるかはわからない。レバナスがFANG+を上回るとすれば既出の通りNDXの爆上げが連発するか、もしくはFANG+以外の銘柄が爆上げした時であろう。しかしFANG+以外の銘柄が爆上げしたところでNDX組み込み比率が低いのであまりレバナス価額に貢献しなさそうである。

というわけで想像以上にアリだったFANG+であったがどうしても気になるのが1つだけあってなんでインテルが入っていないのだろう?