というわけですごいすごい言われているChatGPTであるが、こうなってくると人間は何で対抗しなくてはならないかというハナシになってくる。実は現時点ではまだまだ人間のほうが有利で例えば以下の図、
この図を見て「新さっぽろ駅の隣の駅はどこ?」
といえば小学生でも回答は可能であろう。
一目瞭然であるが新さっぽろ駅は東西線の東端なので該当駅は一つしかない。それでは同じ質問をGPT3.5に聞こう。
ご覧の有様である。こんなのに人間様の仕事が奪われてたまるかという様相である。しかしこれはまだ良い方でひどいときには南北線の駅を言ってきたりする。
以上から考えてとりあえずローカルの話題に関してはChatGPT3.5はかなり弱いということがわかった。じゃあ逆に何が強いのかって、全世界で一定の回答が期待できるものにはやたら強くなる。
なるほどそう考えるとプログラミングはアメリカでもフランスでもオーストラリアでもPythonはPythonだから強くなるのもわかる。他にも
先程の東西線のポンコツっぷりからは想像もできないような詳しさである。これを瞬時に説明できる人がどのくらいいるかという感じである。化学専攻の人は強いのだろうが。
他にも
う~ん、これを事前に用意したテクストではなく逐一生成していると考えると実に恐ろしい。これも全世界で回答が期待できるからできる芸当であろう。
文部科学省がChatGPTで手抜きをする学生が増えるからうんぬんとか言っていたが、もう発想自体がオワコンであり、これからはChatGPT(人工知能)に出来ないところを追求するのが学問ということになるであろう。
というわけで文部科学省の役人共はまず真っ先にその椅子をChatGPTに明け渡せと言わざるをえないのであった。
※このテクストはもちろんGPT3.5の添削済みである
※上記テクストは2023年4月現在のことであり一瞬で陳腐化する可能性がある