2023年展望―人工知能とババ抜きの年

良いお年をお迎えください。

いらすとやが自治体のポスターのみならず地上波の報道バラエティーにも平然と使われだしたのは個人的に非常にショックを受けた。これによって仕事が減ったという人は少なからずいると思うが、今度はここに人工知能がのさばることになるであろう。

もちろん当初は有料人工知能サービスが出てくると思うが即座に割れ物※の人工知能が出てきて傍目には区別がつかず割れ人工知能によって作られた物だらけになるのではないか。

※言うまでも無いがWarez海賊版)→われず→割れず→割れ物

仕事についてに特に運転手の命運がチキンレース化する年になりそうだ。2035年も待たずして運転手という職業は絶滅すると思うが(実際はもっともっと早いだろう)ライバルが減れば減るほど独占に近くなる=ウハウハなので運転手を続けるか降りるかという選択に常に悩むことになりそうだ。しかし電話交換手やエレベーターガール(ボーイ)のごとく運転業の消滅は避けられない運命である。

一般事務については人工知能をカスタマイズする人・使う人・振り回される人となりそうである。ローンの審査を人工知能がするという話も出ておりAIを舐めてかかると簡単に返り討ちになりそうだ。地方事情についてはAIロボが勝手に道路を直して自動運転が物資を配送をするようになると都市とのハンデキャップは一気に下がりそうであるがさすがに2023年中には無理だろう。その前にマルチコプターが物資を運ぶか。

飽きてきたのでそろそろ締めるが2022年はまさに人工知能元年という年になった。2023年は人工知能本格始動前夜という1年になって人工知能に乗っ取られそうな業務をどうするかというババ抜きの様相と化すだろう。既存の業務を人工知能と答え合わせしながら進める日々になりそうだ。手計算と電卓と併用するようなものである。

Post Script

おそらくどこかのタイミングで「消費税は廃止したほうがGDPに効果的」という判断をAIがしてそれが広まると見ているが財務省はありとあらゆる手段で阻止すると見ている。まあどうしようもない集団である。