ITMediaの投資記事は二度と信用しない

そもそも「ITMediaが投資の記事」という時点でオハコ違いにも程があるのだがそれにしてもひどい記事である。

www.itmedia.co.jpこの記事を一撃で論破するなら「ITバブル崩壊のときにはレバナスはありませーん

といって終わるのであるが、これ以外で考えてもそもそもITバブルの頃と今ではNASDAQ100の構成が全然違うし、今はサーキットブレーカーもあるしであまりにも雑きわまりない記事である。
これがFP1級ってこんなに雑でつとまるものなのか。

それ以外でもそもそも虎の子4000万円を初日に全部レバナスに入れるのかという問題もある。4000万円まで来たならそれなりに配当銘柄・優待銘柄にも多少振り分けつつリスク許容度に応じてレバナスに入れるものだ。自身が今現在4000万円あるとしたら

配当・優待銘柄 1000万円
S&P500 等倍 2000万円(先進国株式インデックスでも良い)
レバナス 1000万円

こんな感じにすると思う。そして起こらないとは思うが本当にITバブル崩壊レベルが起きたとしたらレバナスは1000万円→30万円くらいまで落ち込んだとしても
S&P500 等倍が600万円くらいは残っているのでそこでその600万円を全部レバナスにぶち込む算段だ。どこの世界に虎の子4000万円全額レバナスに入れる人がいるんだ?

その後はアメリカ政府が意地でもカネをばらまくのでレバナスが凄まじい回復を見せることになるだろう。そのあたりの光景はSARS-CoV-2ショックで見たばかりである。

なんで2021の年の瀬にわざわざこんな不愉快極まりない記事を投げつけてくるのか不思議だが「誠実さがないのはどっちだ」といったところでこのエントリーは終わる。