三木谷に恩恵があるすぎる楽天・郵政連携

f:id:ninosan:20210313061009j:plain
言わずもがなであるがAmazonがここまで伸びた最大の理由は「2000円以上で送料無料」というのがとにかく大きく、価格もおおむねリアル店舗より安く、品揃えも超巨大ホームセンター+ヨドバシカメラレベルと「勝つに決まっている」フォーミュラを出しているからである。

さらには「Amazonデリバリープロバイダー」と称して自社ブランド配送まで行いだした。これに慌てたのがYTCとYahooでつい最近提携したばかりである。そして今度は三木谷と日本郵政である。佐川はどうなっちゃうんだろうか。

しかしYTCとYahooはわかるのだが、三木谷と日本郵政は郵政側のメリットが少なすぎる気がする。なんでも郵政のシステムの改良を三木谷にお願いするというのだが、三木谷ってそんなにITに強かっただろうか?

YahooであればLINEも混ざったので自治体でLINEを使った住民票交付とか、予約システムとか実績があるが三木谷ってそういう実績あっただろうか。じろじろ調べると(2分)ふるさと納税くらいしか出てこなかった。Yahoo(LINE)では即座に色々出てくるので雲泥の差がある。

というわけでこの提携、既にあちこちで言われているが三木谷だけ美味しい思いをして終わりそうな公算大である。なんでこんな提携が実現したのか最初から謎だったのだが最後まで謎で終わりそうな様相である。ひょっとするとゆうちょ銀行の投資信託とか不正があったかんぽ周りの強化も狙っているというならわかるのだが今回の報道ではそのあたりは見当たらなかった。