Learning English 英検3級対策 第4回/全12回

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まだ続く現在完了/ナゾの単語been

自身が高校生の頃はこのbeenというナゾの単語が本当にエイリアンのような物体でなんで存在するのかも全然わからなかった。

なので試験の時は4択で「とりあえずbeenを使っている選択肢」を選んでいれば4択でも5割は正解していた記憶がある。

だからこそ1回も赤点がなかったわけである(自慢にならない)

しかしこれ、わかってしまえば全然難しくないのだ。

要するに元の文章でbe動詞を使っていれば現在完了ではbeenを使うというだけの話なのである。

俺は海賊王です。

I am the king of pirates.

という文(シュールだ)を完了形にすれば

I have been the king of pirates.

もうね、たったこれだけ。たったこれだけで済む話を10年近く「beenって一体何だ?」と悩んでいたのである。文部科学省よ、これが実態だ

それにしても元の文で「えっへん」と存在感を示していたamが完了形になった途端haveに従ってbeenと過去分詞に転落する光景は日本語からするとかなり奇異である。

次回は現在完了の受動態の話をする。

問題(2009年第1回英検3級)

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制限時間 5秒

正解

 

 

 

 

 

 

 

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haveを見た瞬間「過去分詞じゃん」と1秒で反応しなければならない。
Bの発言とか見る必要全くなし。これを5秒で解けなかった人はゆめゆめ現在完了をがっちり押さえておくこと。なんならこの問題を近所の英語教師に見せてどういう反応をするか見るのも面白いかもしれない。くどくど言う教師ほどへっぽこである。一応もう少し書くと、

1と2は動詞が2つ(haveとwrite、haveとwrote)になってしまうのでお話にならない選択肢である。4ならまだかろうじてマシであるが現在分詞として考えるならそれこそbe動詞が必要なのでhave you ever been writingならまだワンチャンあった感じだ。しかし試験中にこんな事を考えていたらダメである。やはり「haveだから過去分詞、はい次」でタスクを終わらせるのが最良だ。