英検3級補講#3 英検2014年度第3回英検4級Reading解説

英検3級補講#3 英検2014年度第3回英検4級Reading解説

英検2014年度第3回英検4級Reading 簡単

英検2014年度第3回英検4級Listening 難しい

Readingは5級と区別がつかなくなるほど容易な問題が多い。明瞭に答を選ぶことができるので満点でもある種当然という感。一方Listeningが露骨に紛らわしい選択肢が多い。出題者の悪意を感じるところである。

英検2014年度第3回英検4級Reading 解説

(1) stayとapartmentから「住」に関する単語だとわかる。少なくても博物館は「住」ではないし、wayとroadはもはや場所ですらない。

(2) 「えっ!?」となるかもしれないが、これが一番難しい問題かもしれない。butと言う単語から前の節で「努力した」ような単語を選ぶわけだが、そこまでわかったとしても小学生にaroundが選択出来るだろうか。英検3級でもおかしくない問題

(3) いきなり簡単。後ろの節は見なくてもいいくらい。

(4) 電話番号は考えるものでもないし、まず間違えないだろう。

(5) 「ポピュラー」を「人気」とちゃんとわかっている人って意外に少ないような気がする。これを機にちゃんと押さえておきたい。それにしてもこれ、妖怪ウォッチのことか?

(6) 気象に関する単語だから雲しかない。

(7) 後半にlikeと言っているんだから褒め称える単語を選ぶだけ。こうしてみると(2)の難しさはなんだ?という感じである。

(8) 単純な動詞を選ぶ問題。これはそんなに困らなかったのではないか?間違えたにしても時間をかけたくない問題。

(9) 今夜はブギーバック」で「セイハロー!!」って言っているからボキャブラ世代には超簡単。知識の応用とはこういうことを言うのである。ありがとうスチャダラパー

(10) Just a moment. Just a second.も押さえておきたい。基本的に1つの意味には複数の語彙を用意しておきたいところである。なんでもかんでも「ウザい」と言っていたら簡単に詰むことになる。自身が鬱陶しいと書くのはそういう理由だからである。ちゃんと考えてるんですよ?

(11) ギブアップくらいはそこかしこで聞こえてくるので簡単。英検5級問題か?

(12) キャッチボールを英語で言うと何というかという問題だが、わからなくても「プレイボール!」って言ってるからさほど困らないはずである。

(13) これは日本の英語教育で散々「ヒーヒズヒムシーハーハー」ってやってきたから間違えないだろう。こればっかりは日本の英語教育万歳という感だ。

(14) favoriteから最上級を導くわけだがどちらかというと答のmostよりもtheの方に注意して欲しい。そして出来れば最上級のtheで検索しておいてほしい。theを単純に「それ」とだけ認識していると詰む。

(15) もちろんgoesという動詞が既にあるのでここに動詞は入らない。で、このtoは何なのか?という問題であるが仮に前置詞とすると答は動名詞の3である。しかし、ここでいきなり名詞が出てくる意味がわけわかめでGameOverである。ということで不定詞にするためにto+原形不定詞の1swimが正解という算段。2と4を選ぶのは論外でこれは先が思いやられる。

(16) Noとbusの時点で移動手段だとわかる

(17) 決まり文句

(18) beautifulの時点で賞賛する文が入るとわかる

(19) wearの時点で着衣だとわかる。着衣がある選択肢は1つしかない

(20) two dollarsの時点で世界丸ごとHowマッチだとわかる。

(21) こち亀の「ギブミーチョコレートジェネラルマッカーサー」を知っていればgive me 名詞まではすぐわかる。ただ、yourがあるのでgive me your addressとちゃんとしなければならないのに注意。give me addressにしちゃわないかという問題だろうか?

(22) 単純に並べていくだけで答がでる。一応ちゃんと書くとI went skating with my father.

(23) ten years agoのところに前置詞が不要とわかれば問題ないのだが、それがわからないとinの位置がとんでもないことになりがちである。もちろんAdam lived in New York...である。

(24) 言い回しがわからなくてもI'mの時点でmeetを動詞にしてはいけないと判断しなければならない。よって自動的にto meetと不定詞にすればSVCにこの不定詞をつけて終わり。これが文法の文法たる解き方である。文法嫌いっていう人もこれで考えがちょっとは改善されるのではないだろうか。

(25) なんだか変な言い回しなのでGoogleで検索したのだが引っかからないというナゾの文である。これ、どう考えてもDo not walk dogs in the park.だろとしか言いようがないのであるが、仕方なく並べるとYou must not walk dogs...である。誰作ったんだこの問題?

(26) 本文の1語目に答があるという斬新仕様である。

(27) 万一bringがわからなくても本文に書いてあるので困らない。親切な問題。

(28) 「漫画本が教科書の可能性だってあるじゃないか!」と食い下がる人が良そうな問題であるがそれなら本文中に「日本の漫画は教科書だ」とmentionがなければダメだろう。なので正解はやっぱり2

(29) Tomorrowとがっつり書いているので困らない

(30) 返信の2行目にそのまんま書いてる

(31) 万一usuallyがわからなくても本文中にある。

(32) 二段落目にそのまま書いてる。

(33) 二段落目の三行目、ちょっと簡単すぎやしないか?

(34) 二段落目の最後の行にそのまま書いてる

(35) なぜかいきなり難しい。土曜日と宣言しているのと、具合が悪いという箇所が意味不明なまでに離れているからである。よって確実に正解したいなら無駄に本文を大量に見なければならない。記憶力いい人ならすぐに解答出来るのだろうが……。

次回は4級Listening