英検3級補講#2
今さらの感もあるが、英検5級Listeningはまさに必須事項だらけのessentialな血と肉と骨という感じである。無駄なものは何一つなく、全問題暗記しても良いくらいである。
(当たり前といえば当たり前なのだが)
英語がちんぷんかんぷんというのであればヤマハ英語教室とかECCジュニア以前に親と英検5級Listeningを徹底させるべきだ。
これだけで数段階はショートカット可能だろう。
高いカネを払って「エービーシーデー」なんてやることほどカネをドブに捨ててる話もない。何しろこっちは3回分無料なのである。全く勝負にならない。
(ちょっと調べたのだが教室は月3回で5000円くらいらしい。アナ雪のブルーレイでも買った方がマシですな)
2014年第3回英検5級Listening 解説
(問題・解答は英検公式サイトからDLすること)
(1) まさかのHow are you.あれだけ難しい語句整序とこれが同じ1点というのは釈然としないものがある。笑いをこらえるのに必死になりそうだ。
(2) いきなり若干のひっかけ。曜日を答えてしまう人が20%くらいいるんじゃないだろうか。timeとtodayに気をつければいいのだが、いきなり意地悪な感。
(3) これは幼稚園児には無理じゃないか?という問題。Do youに対してYes/Noだけだと全く解けない。
(4) 「何を書いてる」だから筆記に関する解答をすれば良い。しかしこれだけデジタルな世の中でこういう表現が使われるのはいつまでだろうか。そういえば赤川次郎って手書きだっけ?
(5) これは簡単。時間に関するものを答えるだけ。
(6) 若干引っかけっぽい。日本語では「何曜日?」とちゃんと聞くのだが英語では「何日」となってしまう。注意されたし。
(7) これも簡単。場所を答えるだけ。
(8) (3)よりこっちの方が簡単という不思議仕様。これはさすがに間違えないで欲しいが、単純にYes, I do.ではないということには注意。
(9) 時を表す選択肢は1つしかない
(10) ここ最近ではNoという問題が多かったのだが、えらく素直な問題。超簡単。
(11) 英検なのに英語を否定するという大胆な問題。問題は難しくはない。
(12) もし$1.16というのがあれば引っかけだが、ないので簡単。ところでたまに×100$という表現を見かけてゲンナリすることがあるが、これは日本だって
×100¥
と書いていたらおかしいということに気づきそうなものであるが?なぜ×100¥とは書かないのに×100$と平然と書くのだろう。
(13) 「ライブラリー」と言っているんだから超絶簡単。ListeningじゃなくてHearingと化してますな。
(14) これも言われたことを答えるだけ。これで1点もらえるんだからそりゃ幼稚園児でも合格するわってハナシだ。
(15) これも言われたことを選ぶだけ。後半の方が簡単なのは受検者に配慮してるのか?
(16) 引っかけ要素はなし。
(17) 「ウォーターメロン」にビックリする受検者がいるかもしれないが他の2つが明確に違うので消去法でも解ける。消去法を学ばせる問題か?せっかくなのでcucumberとかeggplantも押さえておこう。
(18) 人体の英単語も押さえておきたい。一番厄介なのは肝臓か?どう聞いても「リバー」なのでriverと勘違いする事必至である。(自身はTOEICのLが400overだがそれでも区別つかん)
(19) これは簡単。zooは英検大好き単語。
(20) これはちょっと幼稚園児には無理か?カメラの絵を見て写真を想像しなければならないのである。大人なら何ら問題ないが。
(21) これは明瞭なひっかけ。ただ、英検5級の発声は露骨なのでまあ間違えないだろう。
(22) これも少々難しい。時間を見て朝食を想像しなければならない。それにしても去年のガキの使いも
×AM8:00
なんて書いててゲッソリしたのは自身だけではあるまい。これが本当にイレブンピーエムを放送した放送局なのか?という感じである。ガキの使いスタッフは英検5級も理解出来ないようである。
(23) これもひねくれた人なら「3DCGの教室かもしれないじゃないか!!」と食い下がるかもしれないが、まあ素直な解答で。
(24) 簡単。
(25) これもそのまんま。受験生の疲れを考慮した親切な問題だ。
結局全50問全てにコメントしてしまった。4級からどうなるかわからないがとりあえず次は2014年第3回4級である。