人生初、超基礎のVLOOKUPのナゾ

実は自身は第一種情報処理技術者のくせにVLOOKUPをちゃんと使ったことがない。
学校でも習わなかったし、実生活でも使うことがなかったからである。人間「不要」と思ったものはたとえ無理やり学習しても秒で忘れるものだ。

ところが主任が「既存のVLOOKUPが動かない」と騒いでいる。主任のThinkpadを覗くとなにかの拍子に式が狂ったのかテーブルを改造している最中に範囲をはずれたように見える。しかし上記の通り自身はVLOOKUPをまともに使ったことがないですぐに直せなかった。

その後、暇だったので強権を発動して就業中にVLOOKUPをじろじろ調べていたらとりあえず使い方がわかったので復習もかねてここに紹介する。

VLOOKUPの使い方を見ると引数が4つもあって「うわ複雑怪奇。オワタ」となりそうなのであるが実際重要なのは2つ程度である。検索ワード(名前や商品番号やID番号など)と調べたいものが左からいくつずれているかである。

例えば上の場合、天音か……じゃないゴリラの1月7日を調べたいと思ったらVLOOKUPの第1引数はゴリラ、第2引数はテーブル全体、第3引数が8、第4引数はFALSEである。ずれる数(第3引数)が8なのは左端が1からスタートだからである。

しかし直接VLOOKUPに名前を入れていたら使いまわしが不便なので参照を使う。

最後の0は「完全一致」1だと「あいまい一致」なので99%「0」の指定になるだろう。

こうしてみればぜーんぜん難しくないことがわかる。

注意なのは第2引数がテーブル全体を選択するということだろうか。自身は「どうせずれる数入れるんだから左端だけでいいだろ?」と左1列だけを指定していてエラーが出て15分以上悩んだのであった。今では指定方法わかったが未だに「なんでこんな仕様なんだ?」と首をひねっている。