パソコンリファービッシュ3万円のナゾ

昔から「今のパソコンに不満なら3万円あれば更新できるべ」と言われていて、これはおおよそ

CPU 13000円(主にその時のCore i3
マザボ 9000円
モリー 8000円

というような組み合わせであった。
もっと前(Core2時代)ならCeleronが速かったため(特にE3200)もっと安く更新が可能だったものだ。

で、令和の今であるが実は大して構図が変わっていないことに気づいた。ただし同じ3万円でも価格の比率は全然違う。

クーポンでおよそ5600円

新品で6コア12スレッド12400円

ここまでは順調である。順調なのであるが最後のマザボがひどい。残りの予算の11000円ではA520チップセットか、最底辺(メモリースロットが2基しかない)のB550チップセットしか買えないのである。

CPUを中古のRyzen 5 3600にするかマザボを中古にすればもう少し選択肢は広がるのだがマザボがこんなに高くなっているのはちょっと考え込んでしまった。
思えばRyzen 7xxxが全然売れていないというのもマザボのせいと言われていたか。とりあえずアソシエイトはA520チップセットでメモリー4基の方を貼っておく。

このエントリーの時点で新品11000円

かくして令和5年でも「3万円でパソコンリファービッシュ可能」ということは証明できた。

サンデーブリッジおじさんが結構な人数Haswellおじさんになったという話は聞いていたがHaswellだとWindows 11は使えない(仕掛けをしてもWindows Updateできない)上にNVMeも満足に使えない(ブートローダーなど仕込めばできなくはない)のでやはり限界ではないかと思うところであった。というか3万円くらい出せるだろという感じである。