配当貴族は高級ーヒーの夢を見るか?

鶏ッターのタイムラインを眺めていたら「配当貴族がスゲースゲー」っていうんで配当貴族って何だ??と調べると25年連続配当を増やしている企業群を「配当貴族」というらしい。ちなみに50年連続だと配当王と言うんだとか。で今回話題になっているのが日興アセットマネジメントの新ファンドというわけである。

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)

というわけでわくわくしながら詳細を見に行くとなんと既に配当貴族連動のファンドが存在していた。今回の日興AMのものは確かに手数料は最安になるのだがいきなり鶏ッターで大騒ぎされるほどではないという印象である。少なくても既にこれらを持っている人がわざわざ利確して税金払って乗り換えるとかはありえないだろう。

急に鶏ッターの騒ぎが怪しくなってきたところで問題はパフォーマンスである。とりあえず最強のSlim S&P500とオルカンと今回一番残高が多い野村の配当貴族で比較すると

う~~~ん。
という感じである。日本や中国が足を引っ張るオルカンよりはマシであるがSlim S&P500にフツーに負けている。一度も上回っているシーンがないのを見ると別に下落に強いってわけでもなさそうだ。

というわけで調べれば調べるほど「えー??」となってしまう結果に終わってしまった。
Slim S&P500が最強なのは最強だからという意味不明な結論で終わってしまった検証であった。