なんとなくGeforceとRADEONの性能表を作っていたらかなりの時間になり、しかも実用性がぐんぐん上がってきたので出し惜しみせずに後悔する。これほど古いビデオカードから最新まで並べた表というのはちょっとないはずである。
とりあえず真っ先に思ったのは「安いゲーミングパソコン」と称してGT1030とかRX550を組み込む例があちこちで散見されるが薦められないと言うことである。Timespyで1500行かないのにいっちょ前の価格を取られるからである。これならGTX960なりGTX950を狙った方がいいだろう。ロープロしか入らないならGTX1050の方がはるかにマシである。(950にもロープロあるのか?)
結構意外だったのは値段が高いビデオカードでもコスパ(コスパ言うな)はそんなに悪くないと言うことである。カネをかけた分だけきっちりスコアが上がるのは見事だ。ただ消費電力もどんどん上がるが……。にしてもGeforceの16xxの性能の向上がすごい。もう少しして価格が下がってきたら古いビデオカードが軒並みガラクタになりそうだ。あとRADEONのとっちらかった型番はやっと落ち着いてきた感じであるが一時期は本当にひどかった。
なお、価格はヤフオクやメルカリで見た価格で、この表より安いものがあってジャンクじゃないなら即買いして良いのではないかと思う。性能をTimespyに絞ったのは古いビデオカードを意図的に不利にするためである。古いビデオカードははんだやコンデンサのことも考えるとそれなりにデメリット度合いも増すものだそれをTimespyという古いビデオカードには不利なベンチマークはちょうど都合が良い。