日立の電子レンジの「6」「7」系のナゾ


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最近知ったのだがロジクールLogitech)の型番の先頭が製品グレードとのことで1・2だとエントリー、「8」「9」がアッパーということであった。そう言いながら「PRO」とかあるのでちょっとややこしいのであるが日立の電子レンジにもグレードが存在する。

底辺商品(ターンテーブル・単機能)や特定商品(家電量販店共同開発)などは網羅しきれず魑魅魍魎感があるので紙のカタログに載っているハナシでいくと最下層は「5」系である。以前の「5」系はターンテーブルだったのだが今はフラット式だ。

「6」「7」が22リットルのフラット式で、「6」は黒皿に水を張る簡易スチーム、「7」はちゃんと水用専用タンクがあるスチームである。

「8」からは巨大化し31リットルの家族用・大食漢用となる。

というわけで1人ぐらしならまあ「5」系で2人~3人なら「6」「7」系が手頃という感じここ10年以上変化がなかったのであるが2023年になって「6」「7」系が変わった。


MRO-F6B

!?

上とは似ても似つかぬ全く別物である。別物であるが型番を見て欲しい。紛れもなく「6」系である。10年以上変わらなかった22リットルが27リットルモデルとして生まれ変わった。ちなみに「5」については全然変わっていない。

27リットルモデルになったのは良いのだが問題は大きさで従来の「6」系より25mm高さが上がってしまった(355mm)なので今まで「6」系でギリギリだった人はアウトの可能性が高い。さらに不満を書くと今さら液晶にバックライトがないというのも寂しい。実際使うとそんなに困らないのだがどうしても高級感に乏しくいわゆる「所有の喜び」がないのである。
逆に今までバックライトがなかった「8」系にバックライトがついたのでぜひとも「7」「6」系にもバックライトをつけて欲しいところだ。あとほんとに些細なハナシだが「あたためスタート」のボタンをもう少し大きくしてほしかったかな。