8.8/10
PS2版をクリアしたはずなのであるが、途中の中ボスがベホマラーを覚えていないと無理ゲー程度しか記憶がなかったのでほとんど新作感覚でプレイできた。最初ヤンガスが立木文彦というのはまったく知らなかったので一瞬「はぁ~?」と思ったのだがすぐ慣れた。
点数は随分悩んだのだが結論から書くと「特段面白くはないが減点する要素がない」みたいな感じである。最初フツーにプレイしていたのだがあまりにも緊張感がないのでレベル23のデータをわざわざ消して素手でプレイし直したくらいである。(防具はOK)
それでも最初の最初だけつらかったがレベル3くらいからはやっぱりヌルゲーだった。全滅回数はゼロ、ビビりなので中ボス前に中断セーブをかけていたが再開データを使うことはなかった。素手の問題はメタルが倒しにくいというくらいである(呪文は制限しなかった)隠しダンジョンもすぐには行くつもりはない(11をプレイしたいため)。
追加要素は単純にポジティブにとらえて良いと思うが、全体の根本の問題として通常戦闘を全くする必要がないということである。最初のタコだかイカだかを倒すレベルさえ上げてしまえば後は旧修道院の地下で聖水をなげまくるだけ。
トロデーン城まできたらこんどはひたすらはぐれメタルを時間をかけて倒しまくるだけ(素手なので主に天然の会心頼み)という有様である。これを解決する方法はないかと考えたら錬金の素材をほとんどモンスタードロップ頼みにして確率をガッツリ良くすれば良かったのにと思ったのである。
別にこの方法でなくてもいいがとにかくメタル狩り以外に通常戦闘をするレゾンデートルがなさすぎる。主な減点部分はここである。(あと相変わらずくちぶえのカーソル位置覚えてないのはひどい)女神転生のマグネタイトとか魔石・宝玉みたいなものでもいいからとにかくメタル以外のザコとある程度戦闘しなければやりくりに困る、みたいな要素が欲しかった。
ともあれこれでやっとXIのプレイに着手できる。肩の荷が下りた気分だ。