どのレビューを見ても絶賛しかなく気になっていたのだがなかなか安売りしてくれないので実食が延びに延びまくった。価格は3食で380円くらい。400円切ること自体珍しい。
スープは粉と液体で高級感をアピールしている
豚脂が明瞭に浮いている
★☆(★★★★★満点)
点数の根拠から。今回は3食380円だったのだが実際いくらだったら買うかと考えた時「5食で250円かな」=1食50円=50円/定価150円=30点という計算である。
「定価で考えるのはおかしい」というなら50円/実売130円=38点でまあ大差ない。
スープはラ王と全然違っていて口に入れた瞬間から「こういうのが好きなんだろ?」みたいな主張の強いスープである。嫌な臭さとかはないのだが塩分が7g超えているのでとてもじゃないが全部飲めない。気になる人は麺を茹でたお湯を捨ててスープは別のお湯にすべきだろう。後味はラ王と同じくらいで余韻がある。
問題は麺の方で「なにかに似てるな」とずっと考えていたのだが冷麦を重曹で茹でたような麺である。細いストレート麺でこれが豚脂の浮いたスープと絶望的にあわない。
その辺のスーパーで売っている中太ちぢれ麺にするだけで劇的にうまくなると思うのだが何を思ってこの麺にしたのか理解に苦しむところである。これが低評価の最大の理由。
じゃあ「スープだけ別売りしてくれ!」という気分になったかというとそこまでもいってないのが厳しい。「塩分7gオーバーのくせにこの程度の味」という認識のほうが上回ってしまった。とりあえずマー油が入れたくなった。
というわけで各所で絶賛されている割にはひどい評価となってしまった。そもそも自身は正麺からまずいと思っていたのでその延長になった感がある。しかしごつ盛りワンタン醤油は美味いと思うので東洋水産と自身が合わないということでもなさそうである。横浜家系はちゃんと麺が太いらしいので今度そちらも試すか。