ややこしいPコアとEコアのインテル12世代

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ソケットがLGA1700と大型・長方形化するインテル12世代CPUであるが、最高位が16コア24スレッドというのはかなりあちこちで書かれているのだが、i7・i5については話題になることが少ない気がする。
しかしこれがまたややこしい。その前にPコアとは「パフォーマンスコア」、Eコアは「エフィシェントコア」であるということは覚えたほうが便利かもしれない。今後はこのWeblogでも平然と使うことになる。(性能コア・効率コアと書くかもしれない)

で、i7であるがこちらはEコアを削って12コア20スレッドとなっている。クロックについても削っているのでそれなりに差がつくようになっている。

i5のほうはEコアはi7と同じでPコアを2コア削って10コア16スレッドになっている。いよいよややこしい。クロックもビミョーに削っている。

i3以下は発表されていないがこれまでの流れからするとPコア4のEコア4で8コア12スレッドになる可能性が高いんじゃないかと思う。PentiumはPコア2のEコア2で4コア6スレッドだろうか?CeleronはおそらくPコアのハイパースレッディングをカットしてPコア2のEコア2で4コア4スレッドではないか。
12世代Celeronでもi3 8100レベルの速度は出るんじゃないかと思っているが年数的にもそのくらい出てもバチは当たらないと思う。最近のCeleronのやる気の無さは異常であった。もっとも12世代Celeronが出るのは相当先になりそうだが。
そもそもLGA1700まで更新してCeleronを使う意味がわりと謎といえば謎である。