予約が余っているのに副反応の口コミか

ワクチンの予約枠がかなり余っているらしい。ということは打っていないのに意図的に打たないと決めている人が多いということになるが、理由がイマイチ聞こえてこない。

一応「針がイヤ」というシンプルな理由を上げる人もいるがそれならまだマシな方である。しかし、どうもハナシを聞いていると、

「副反応の口コミを聞いて怖くなった人が多いんじゃないか」

という予想が自身の中でわいてきた。
この前1ヶ月に1回の病院であったのだがまず驚いたのは看護助手でも2回目までワクチンを終えているということであった。と書くと「職業差別する気か!ムキー」とか言われそうであるが、医療事務はワクチンを打っていないのである。これは奇妙なことのように思える。(聞いた中でのハナシなので看護助手で打っていない、医療事務でも打っている人はどこかにいるのだろうが)

で、その看護助手はファイザーを2回打ったということであったが翌日の倦怠感がすさまじかった、ということを話してくれた。今までベネフットのことしか考えていなかった自身はそれを聞いて「ワクチンの翌日は仕事入れないほうが良さそうだな」と思ったのである。もちろん全員が全員倦怠感になるわけではないが山中教授の資料によると結構な割合で痛みや倦怠感が出るようだ。

www.covid19-yamanaka.comで、話を戻すと「そんなにつらいならワクチン打たなくていっか、つか予約めんどくさいし、交通費もったいないし、3週間後また行かなきゃならないし」と考える人がいきなり増えだしたんじゃないかと思ったのである。
「個人番号カード作るとポイント5000円分もらえます!!」という相当お得なことをやってもこの普及率であることを考えると「めんどくさい上に倦怠感出るとか意味不明」と考えるのはそんなにおかしな思考でもない感がある。
自身も打てる時が来たとしても交通費が往復1200円とかかかりそうな様相だったら「他の用事とセットじゃなきゃ行かんわ」って思うかもしれない。
かくして予約枠が余る様相であった。それにしても「変異株は若年層でも重症化する」と言われているのに相変わらずジジババ優先というのもなめたハナシである。そのくせ運動会の選手とボランティアは優先するとか考えるたびに怒りがこみ上げてくるのでもうやめる。はげそうだ。