上手く行くならなんでもOK

底辺領主の勘違い英雄譚 1 (ガルドコミックス)

底辺領主の勘違い英雄譚 1 (ガルドコミックス)

  • 作者:ぱらボら
  • 発売日: 2021/04/25
  • メディア: 単行本
 

表紙はそそらない感じであるが、中身の描き込みはしっかりしていてむしろ表紙で損をしている感がある。内容であるが回復魔法しか使えない主人公が闇雲に回復魔法を連発してたらなぜか上手い方向に転がるというご都合作品である。

いろんな問題を放置しながらずるずる引き伸ばしながら発展していっているが、実は今の日本に必要なのはこういう風潮なんじゃないかと思うところで特に自身が強く思うのがJR周りを国鉄に戻すということである。
麻生太郎がちょくちょく言っているが既にJR北海道JR四国は単独復活はもう無理だろうという様相で、明らかに国鉄に戻すしかない感がある。要するに公園みたいなもので利益はゼツボー的だが必要とされているものということである。図書館とかもそうだ。

この作品の回復魔法=カネと考えてもらえばいい。要するに多少の問題が発生しようともとにかくカネを注いでいくことが結果的に上手くということである。実際昭和の頃の方が各所で賑わいがあった。何しろ小樽の長崎屋ですらホビーパソコンが売っていたくらいである(期間限定催し時のみだが)
なんで財務省がこんなに緊縮を続けるのが本当にナゾであるが、とりあえずこの作者が財務省に入ってくれたほうが遥かにマシなことになるのは間違いなさそうだ。

妙に仰々しく書いたがこの漫画の内容はお気楽なので一瞬で読み終わると思う。