維新の党は他の党とかなり毛色が違っており、いわゆる「一般党員」という身分がないようである。(いるのかもしれないが、北海道内については他の仕事と兼業だろう)
なので候補予定者が事務所兼自宅になっているし、
今回の応対も候補予定者のコネクションの空手道場の応接室、ということになった。
実施時間 2014年11月28日12:30~13:10
小和田氏には内容をWebに掲載する旨をお伝えしている。このサイト自体のことも伝えている。
Q(自身)「よろしくお願いします。維新の党全体としてのお考えを伺いたいと思います。アベノミクスに関してですが点数をつけるとしたら何点でお考えでしょうか?」
A(維新の党北海道第三選挙区支部支部長 小和田康文氏)
「点数……点数と言うことは考えたことはありませんが『ダメ』という回答になります」
Q「ダメ?0点とも違うということですか?」
A「大きく後退した、という回答にしておきます」
Q「ここ数日で有権者が知りたいことを見るととにかく低所得者対策はどうするのか、という声を非常に多く見ます。このあたりの対策を教えてください」
A「日本の企業の90%は中小企業です。これらの企業・そして農業などあらゆる産業で底上げをはかります」
Q「マニフェストに書いているやつですね」
A「底上げを阻害している既得権益を徹底的に排除します。北海道でいえば農業が盛んですが、せっかく農家が利益を上げたとしてもJAが寺銭で2割持っていってしまいます。こういったことを是正します。観光にも力を入れます。」
Q「なるほど」
A「高齢者・女性の労働環境も改善します。それもカタチだけではなくて実態にまで踏み込みます」
Q「実態というのは?」
A「高齢者を雇うだけ雇って補助金をもらった、そして数ヶ月したら別の人になってた、というようなことをなくします」
Q「現在の為替相場ですが今朝の段階で1ドル117円でした。この水準についてどう思いますか」
A「適切な為替水準は景気の状況によって変わると思いますが、今の状況下では円が安すぎると思います。100円前後が適正だと思います。景気が良くなればこの限りではありません。」
Q「最低賃金ですが北海道は現在748円です。この金額についてどう思いますか」
A「安すぎると思います。かといってじゃあ1000円かというとそれだと中小企業が確実に回らなくなります。企業の規模によって最低賃金が設定されるといいのではないでしょうか。大企業であれば間違いなく1000円です」
Q「現在消費税が8%で10%が先送りになりました。この決定についてどう思いますか、また消費税を5%に戻すとかそういう考えはありますか」
A「維新の党は1年半の延期どころか、10%凍結をうたっています。身を切る改革と景気回復、これが最低でも実施されない限り10%なんてとんでもない話です」
Q「5%についてはどうですか」
A「既にあらゆる予算が消費税8%の税収で動いていますので現実的ではないと思います。5%と言い出すのはただの人気取りです」
Q「維新の党では消費税は何%が理想と考えていますか?」
A「維新の党は消費税は地方税にするとうたっているので他の党とは考え方が異なります。ですがいつかは8%から上げなければならないと考えています」
Q「消費税upを企んでいるのは自民党ではなくて財務省だという話がありますがこれについてはいかがですか」
A「最終的に決定するのは自民党ですので自民党の問題かと思います」
Q「身を切る改革について、自民党は『比例を30削減するという案を出した、維新は何も案を出してない』と言っていますがどうですか?」
A「そのような話は初めて聞きましたし、そもそも30削減では全然たりません。維新の党は前から国会議員定数の3割削減をうたっています」
Q「公明党が消費税10%の際には軽減税率を導入すると言っていますがこれについてはどう思いますか」
A「景気が回復しているのであれば軽減税率は不要であると考えています」
Q「ベーシックインカムという生活保護とは異なる制度を導入してはどうかという意見がありますがいかがですか」
A「維新の党ではバウチャー制度を掲げています。単に現金を配るのではなくサービスを提供するという考えです」
Q「最後に解散前議席は維新42でしたが今回の選挙の読みを教えてください」
A「それは全く想像つかないです」
Q「メディアの予測では30という数字が多いようですが」
A「その予測は覆したいです」
Q「ありがとうございました」
PS
写真がどえらい切り取り画像になっているがネクタイがすごいことになっていたので試行錯誤して結局諦めたのであった。機会があれば取り直します。
他の党