2022年7月ミドルスペック端末選びのナゾ―思わぬダークホース編

というわけでPixel 3aもRedmi Note 9Tもどうも決定打にかけるというのが前回までであった。
ところで最近一部の界隈でちょっとした騒動が起こった。
それがAQUOS Wish 2の発売である。
今までAQUOSと言えばRやらZeroやらあってそこにへっぽこなSenseがあるという流れだったのだがいつの間にかWishシリーズというのが出てきてしかもたった半年で「2」だという。なにかまたSHARPがやらかしたのかと思ったらなんとAQUOS Wishで使っていたSnapDragon 480が品薄になったので急遽スペックアップした「2」を発売したというのである。


そしてAQUOS Wish 2はなんとSnapDragon 695を搭載しているという。
じゃあこれが本命か?と思ったらまだAQUOS Wish 2は発売したてなのであまり安くない(MNPに抵抗ないなら別)、というかそもそも中古が全然ない。

なーんだ解散、と思ったのだがここでふと「いや待て、そもそもSnapDragon 480の代替が695ってあまりに大盤振る舞いすぎないか?」と思ったのである。そこでいままっで見向きもしなかったSnapDragon 480について検索したら驚愕の事実が判明した。なんと

SnapDragon 480 > SnapDragon 680

だというのである。そんなバカな、しかし調べれば調べるほど事実であった。
さすがにSnapDragon 690までは届かないため、

SnapDragon 690 > SnapDragon 480 > SnapDragon 680

となるのであるがということはAQUOS Wish(初代)のカタログスペックはPixel 3aより上ということになる。
と同時に今まで検討もしていなかったRedmi Note 10 JEとか富士通のarrows WeとかもSnapDragon 480なので俄然候補になってきたのであった。SnapDragon 480と言われるとショボそうであるが「実質SnapDragon 685みたいに思っていいよ」と言われると急に見え方が変わるものである。


実はPixel 3aより上だったRedmi Note 10 JE

とここでスタート地点に話が戻るのだが「ジャニーズチケットアプリのためにRedmi Note 10 JEがおすすめされている」という記事を見た時「そんなもん売りつけているのか?」と思ったのであったが全然アリだったというオチである。

とはいえもうちょっとするとその上のAQUOS Wish 2やReno 5Aが安くなってくるだろうから待てるならそこまで待ったほうが良いんじゃないかというのが自身の考えである。

さらにその上を見るとMi 11 Lite 5G(SnapDragon 780G)とかもあるがまだ3万円なのでちょっとつらいか。

というわけで「SOV40っていつまで経っても安くなんねーな」からはじまった端末選びの旅はこれにて一区切りである。
現状では古めのフラグシップを選ぶのは非効率と言わざるを得ないところで、ちょっとだけ古いミドルクラスのどんどん乗り換えていくのが正解なんだろうなと思うところであった。intelでいうところのi9は買わずにi5をどんどん乗り換える感じだろうか。