GIGA構想とやらのCeleronモデルはi5 2500の7割未満の性能

未だ「サンデーおじさん」というのがどのくらいいるのかはわからないが、Intelでいうと8xxxからAMD対抗でコア数の大安売りをし始めたのでさすがに乗り換えたという人も多数いそうな所である。じゃあ「サンデーおじさん」は絶滅したのかというと見事に文部科学省が蒸し返した感がある。

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文部科学省がいう「GIGA構想」という寒いネーミングに制定されているCeleronであるがこれを受けてメーカーから出してきたCeleronの性能がこれまたお寒い感じである。さすがにi3 2100よりはPASS MARKでスペックが上であるがi5 2500の7割の性能にも達していない。おまけにメモリーは4GBときたものである。

ちょっと検索するとその「GIGA構想」モデルを発売しているはずのNEC系列が「メール・インターネット閲覧のみなら4GB」とか言っていて頭痛する。かつてのトヨタ店カローラ店を「安っぽいですよ?」とけなしているような光景である。
さらに調べると液晶が無駄にIPS液晶を使っているという事例も引っかかった。ここの液晶を落とせばメモリーを8GBということは十分にできそうである。それをしないということはスペックは文部科学省に合わせないとおしおきされるのだろうか?謎は深まるばかりである。
無駄にIPS液晶を使っているということはおそらく今後予算が増えたとしても文言からCeleron+4GBが消滅しない限りメーカーもスペックを上げなさそうで頭痛がひどくなる一方の自身であった。