テレビがブラウン管から液晶が標準になりかけの頃、13万円出して買ったユニデン(という時点で珍しい)の32インチ液晶が消費電力170Wと驚愕の電気喰いマッスィーンだったので中古のドウシシャの29インチオリオンテレビに買い換えたのだが、この29インチオリオンテレビがミニB-CASというもので、B-CASカードを流用できなかった。
仕方なくブルーレイレコーダー経由でかなり長い間見ていたのだが、何かの拍子で
というのを見て脳に電気ショックが走った。それならヤヤコシー型紙を用意することもなく簡便に切断できるのではないか?
幸い手元にmineoのSIM台紙があって、カードとチップの位置がまったく同じ*だったので隙間からサインペンでなぞって目印をつける。
これを目の前にあった適当なハサミで切るだけ。
本当は切断はカッターを使うべきなんだろうが自身は経験上「こういうのは多少雑でもPASSする」と脳内で告げていたのでアバウト気味に切る。
*チップ自体のサイズは異なる。ねんのため。
「こんなの動くのかよ」って思う人もいるかもしれないが自身の中では「9割がた動くな」と思っていた。残り1割はチップやテレビの端子自体が故障している場合である。それはさすがにどうしようもない。
かくしてこれで映るようになった。まさか0円で動いてしまうとは思わなかった。Amazonで安っぽい変換アダプターが400円くらいで売っているが絶対この方法が良いと思う。カードの切りすぎが怖いところであるが、その場合でもチップさえ傷がなければいっそのことミニやナノサイズまで切って逆に標準SIMサイズのアダプターにはめはめすれば良いんじゃないかと思う。(それで動くかは保証はしないが)
これでイチイチレコーダー経由で見る必要はなくなった。インターネットさまさまだ。