自身もついさっき知ったところである。
ソース動画
このWeblogは非常に気短なので結論から書くとこういうことである。
5G mmWave 3.6~50Gbps
5G sub6GHz 400Mbps~2.4Gbps~10Gbps
5G? sub1GHz? 100Mbps
※sub6がやたら範囲広いのは調べるほど色んなことを言ってる記事が出てくるからである。
そもそも5Gにこんなに種類があること自体全然知らなかったのであるが(日本語でも極小でmentionしている記事はある)
主に地上波テレビで「映画が3秒」「自動運転の切り札」「スポーツを360度どこからでも観れる」と言っているのはmmWaveのことである。ここで周波数を並べると
mmWave 28GHz
sub6GHz 3.7GHz・4.5GHz
sub1GHz? 1GHz未満
ということのようだ。
ソース:https://getnavi.jp/digital/436194/
iPhone 12はこのmmWaveに対応しないということなのだがこれはAppleがショボい判断をしたということではなくmmWaveアンテナ1本が飛ぶ距離が100m未満という仕様を踏まえたもののようだ。
いや待て、mmWaveの距離が100m未満だって?
そう、だから主に地上波テレビで騒いでいるような5Gを実現するには途方に暮れる数のアンテナが必要ということである。なので当面は距離が飛ぶsub6GHzを使うことになるのだが、MAX10Gbpsということは映画3秒は無理だろう。
まさにズコーーーというオチである。
いや、mmWaveが飛んでいるところに行けば良いわけだが対応する端末とそこまでに行く時間を考えると結局sub6GHzの方が速いということになるだろう。
なおmmWaveが飛ぶエリアは当面は空港・駅・スタジアム周辺ということである。有効距離が100m未満ともなると一極集中になるのは当然であろう。
なお上記の最後のsub1GHz?というのも書いたが田舎はsub6GHzすら来ないんじゃないかというハナシである。
それでも100Mbpsは嬉しいといえば嬉しいわけだが「マルチコプターで農薬を自動で撒く」「ARで孫がミニコンサートを開いてくれる」なんてのは怪しいハナシになってきた。つか総務省は当然mmWaveとかsub6GHzを知っているくせにそのあたりの説明をちゃんとしないのはミスリード感漂うところである。
勝手に夢を語るのは良いんだが税金もらって仕事している自覚があるのかとどうしても思う自身であった。