いつだったかサードウェーブの中古コーナーに行くと60手前くらいの経営者がとにかく安いパソコンが欲しいという。
WiFi・Officeが必須らしいのだがそもそもどこからWindows 11に対応しているのかわからないようでメモリーの搭載量もどのくらいが適当なのか全然わからないらしい。
そしてサードウェーブの中古ノートにはOffice付きが存在しないらしく「新品を受注生産してもらうしかないですね」と言っていた。だったら価格はヨドバシカメラでもビックカメラと大差ないわけで客も店員も無駄な時間をすごしている印象である。自身ならさっさとインバース行くのであるが……。
と、ここで思ったのがひょっとして一般ピーポーは適切なノートパソコン選びがわかないのか?ということである。というわけで今回は超簡単に中古ノートパソコン選びを書く。要するに
インテルの場合 i5 8xxxU以上
AMDの場合 Ryzen 5 3500U以上(5xxxからはRyzen 3でもOK)
メモリー 8GB以上△ 16GB以上◯
SSD 必須
インチ テンキーが欲しかったら基本15.6インチ以上
出品者 高評価が99.0%以上
だけ押さえておけば良い。CPUがこうなっている理由はこれ未満だとWindows 11に行けないからである。メルカリを見るとこれ未満でWindows 11が入っているのを見るがチェックを回避して無理やり入れているのでアプデが出来ないというとんでもない仕様である。よくトラブルにならないよなといつも勝手にヒヤヒヤしている自身である。
WiFiはないならビックカメラでもヨドバシカメラでも1000円でUSB子機が売っているのでぶっさすだけで終わる。Officeは……まあがんばれ。
というわけで例であるがモノ自体はそんなに安くはないがメモリー16GBは美味しい。既にWindows 11も入っているしSSDなので恐らく専門の業者っぽい感じがする。要はタダ同然で仕入れてきてメンテして売っているのだろう。庶民にはその「タダ同然で仕入れ」が難しいのでありがたくメンテ済みのを買おう。それでもサードウェーブや九十九よりは断然安い。評価も99.7%だからさすがに安心だろう。
あと大事なことを忘れていた。CPUであるが見慣れない型番だなと思ったら必ずPassmarkで検索することを強く勧める。例えばRyzen 3 3200UはWindows 11対応であるが、Passmarkを見ると
と厳しいことがわかる。Passmarkが5000を切っているのは避けよう。反対にRyzen 3 5300Uだと
といきなりリッチな環境である。これだけ速いなら簡単な動画編集くらいでもかろうじて回せるかなという感じである。重いマクロとかでは不満は出ないだろう。