野村HDの子会社が追証くらって払わなかったために巨額の損失と騒ぎになっている。
その子会社であるが全力で8倍程度のレバで運用していたというハナシで、まあよくある話であるが最初は上手くいっていたらしい。それで調子に乗って見事に失敗したというオチのようだ。
言わざるを得ないのは、
成功率99%でも常時フルレバで勝負していたら必ず破綻するということである。
ここで「必ず」という単語が飛び出したが確率の界隈では30万分の1以下の確率になると存在しないものとして扱っていいらしい。つまり確率の界隈では宝くじ(1/250万)は当たらないということである。
というわけで凄腕トレーダーが99%の勝負をし続けて必ず破綻する日を計算した。
要するに0.99を延々掛けて1/300000を下回る日である。
というわけで久々にPythonで0.99を延々掛け続けると1255日目で1/300000を下回った。ということは営業日的に5年強くらいでの破綻というところだろうか。絶妙に調子づいたところで破綻するような数値になってしまった。
というわけでつくづく思うのは1回の失敗で即破綻するような勝負はしてはいけないということであった。