そもそもNHKはNISAの解説をしているのか?

ちょっと前のブコメで自身は「港区女子とか公共放送が扱う内容ではないし、ましてやこんなものに受信料使うとかありえん」みたいなことを書いたのだが案の定一部ブコメは反発をしていた記憶がある。
しかし自身は今でも1mmもこの考えを変える気はなくむしろ余計に「NHKは勝手に自分の首絞めてる」と哀れみすら感じるところである。

閑話休題。じゃあ「公共放送らしいモノ」としてまずはやっぱり家計、その中でもNISAがあるだろう。金融庁が行っている制度なので胡散臭いとかは絶対言えない制度であるしこれこそ「公共放送」にふさわしいテーマである。なにが港区女子(もういい)

ところが、NHKでNISAの話題を扱っている様子が非常に少ない。最新のものでNISA制度が変わるというNEWSがちらっとある程度である。料理とか退屈なバラエティもどきは大量に流すくせに肝心の家計には全然触れないとか何が公共放送だとやっぱりめまいがする。

www3.nhk.or.jp更にたどるとNHK文化センターで投資に関する教室があるようであるが、正直これをテレビでやれやという感じである。あと蛇足だが受講料17,160円ってそれをNISAに突っ込んだほうが良いだろというわかりやすいオチである。

www.nhk-cul.co.jp

というわけで現状投資に関する話題はYouTubeしかない(まあYouTubeで十分だが)という落胆する結果であった。せっかく金融庁が作ってくれた制度を公共放送が扱わないのは「そりゃいつまで経っても日経225は日銀頼みだよな」という結論不可避であった。下手したら「夜ふかし」の方がよほど株について扱っているんじゃなかろうか。(あれは桐谷七段を面白おかしくいじっているだけというムキもあるが)

今年のNISA枠、S&P 500に突っ込んだ

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一昨日の夜に楽天証券で公開されたバロンズダイジェストを見ると今年は分散&小型株が主流になりそうだという。
なるほどとラッセル2000連動の投資信託を検索すると、あるにはあるのだが信託報酬が高すぎる。じゃあ代わりに全世界株式かと思ったのだがパフォーマンスを見るとどうも冴えない。

そんな中ジョージア州が2議席とも民主党に決まりってすわ、株価大暴落か!?と思ったら全然そんなことはなかったのである。
代わりにバイデン政策の期待から金融株が猛烈に上がり始めた。ということを踏まえてS&P 500に120万円を突っ込むことにした。NASDAQ100は金融株がないのでディフェンスを考えたと言うより金融株が上がりそうなのを指を加えてみているだけなのを避けるという意図である。もちろんS&P 500だってビッグテックやテスラが混ざっているのでこれらの利益を逃すこともない。ずっとアメリカ株の先物とにらめっこする日々が続いていたがやっとこれで枕を高くして眠れそうだ。

また来年(いやいや)

そういえばパトラッシュファンドなんてものがあったねと

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 若い人の一部に「世の中にはこんなに良質な投資信託があるのに、老人たちはカネがないカネがないって今まで何やってたの?」と思う人がいるかも知れない。

しかし良質な投資信託が出始めたのはホントにごく最近のことである、ということは強くmentionしておかなければならない。例えば今売れに売れているeMAXIS slim S&P500なんか2018年7月スタートだ。本当にごく最近である。当時こんなファンドがあったら買うに決まっているわけである。

で、そんな投資信託選びに困っている人向けにマネックスが出したファンドがマネックス資産設計ファンドというやつで当時のWeb上では「もうこれだけ買って死んだふりしてれば良いんじゃね?」と散々言われたものである。「ファンド選びに疲れた人向けか」「もう疲れたよパトラッシュ

というわけでマネックスが公式に言っているわけでもないのにパトラッシュファンドとWeb上では通じるようになってしまった。じゃあこのファンドを買って死んだふりをしていれば本当に正解だったのだろうか?現実は残酷である

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マネックス資産設計ファンド(俗称パトラッシュファンド)

13063→13938

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eMAXIS slim S&P500

10000(ファンド開始)→13186

せっかくなので期間を合わせたのであるが、パトラッシュファンドがeMAXIS slim S&P500と全く同じ時期を過ごして10%も増えていないのにS&P500は31%の伸びで完敗である。

つまりこの2018年7月にeMAXIS slim S&P500が出た瞬間にパトラッシュファンドから乗り換えるのが正解だったわけである。疲れている場合じゃなかったようだ。

理由はもちろん信託報酬率がeMAXIS slimの方が劇的に安いというのもあるしやはり資産設計の王道は株だったということである。このあたりはランダム・ウォーカーでも敗者のゲームでも書いてあることなので自身はパトラッシュファンドに見向きもしなかったのだが見事に正解だった。
そもそも株価が低迷しているのにREITは伸びる、とかそんなことあるわけないわなという感じである。

最近、またWeb上では「これからは金」とか「ビットコインは1億円へ」とかチラホラ出てきているが自身の見解はずっと同じである。「金やビットコインは利益を産み出さない
ジョージア州民主党が2議席とった、というニュースを見ながら「そういやパトラッシュファンドってどうなったんだっけ」と思いこのエントリーを書いた自身であった。

「高値を更新した後、利益確定の売りに押され」←何言ってるの?

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楽天証券の口座を持っていると毎週水曜日にバロンズダイジェストという本来有料のものが無料で読めるというリッチな特典があるのを知って早速見たのであるがダイジェストという割にはかなりのボリュームである。というかTXでよくわからんアナリストの解説を見るくらいならこっちを見たほうがよほど経済に明るくなるだろう。

で、その中にレバレッジETFの話が出ていたのであるが「そもそもレバレッジETF購入者は長期保有を目的としていない」という文言があってあ、これがニュースで言う「利益確定の売り」ってやつかと初めて合点がいったのである。高値を更新して売るってその後も伸び続けたらどうすんだとずっと思っていたのであったが、読者も御存知の通りレバレッジ商品は横ばいの場合信託報酬のせいで等倍に敗北するようになっている。
横ばいで敗北するんだからそりゃ大きく伸びた時はレバレッジを売っぱらって等倍に乗り換えたほうが良いに決まっている。
となると一部界隈で言われている「50歳からでも間に合う!!レバレッジ投資」というのは結構な綱渡り感である。
いやダメと言っているわけではない。長期保有するほど信託報酬がのしかかるので暴落時にきちんとキャッチして戻りでしっかり売れば良いのである。暴落の基準はS&P 500が1週間で4%下落したときが目安のようである。これは有志がYouTubeにシミュレーションした動画があるので各自見てもらいたい。
ここで短期決戦用の資金1/3を投入しまた下がったならさらに1/3……と投入し戻ったら売るというのが定石のようだ。なるほどこれで「利益確定の売り」の謎がすべて解けた。このことをちゃんと言っている人はほとんどいない気がするので罠が多い世界だなと思うところである。とはいえこの先上昇しっぱなしの展開であるならもちろんレバレッジ商品は破壊力抜群である。しかしそんなことはないだろうというのは特に計算をしなくてもなんとなく察知できるところである。

無謀すぎるAXのNiziUシフト

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 変態新聞に続いて読捨新聞も昨日ザラ場で1.5%下がっただけの日経225でギャギャー騒いでいて「だめだこりゃ」と本気で思った自身であるが、そもそも自分も東証1部にいるくせに経済オンチを晒すというのはいかがなものかと思う次第である。

ところで一時期CXはアイドリングという団体を運営していたのだが先発にも関わらず後発の「少女時代にあこがれています」とか滅茶苦茶なセリフを強制され、挙句の果てにCXが作ったにもかかわらずそのCXが電通48ばっかり取り上げるようになって無事爆発四散したという黒歴史があった。メンバーはCXを恨んで良い。

アイドリング!!! (グループ) - Wikipedia

で、ここに来て今度はAXがNiziUという団体をゴリ押しし始めた。NiziUはAXの公式団体ではないが取り上げ方を見ていると明らかに公式団体のような極めて不自然な扱いで、実際他局にはトップアイドル扱いじゃないと出さないような兆候が見て取れる。100ワニがあれだけ炎上したのを見ながら未だにゴリ押しが通じると思っている度胸は大したものであるがその結果は上記の株価である。驚くほどNiziU効果皆無、どころかむしろ足を引っ張っているとすら感じるところだ。しかし自身のこの感覚が正常なのかどうかの担保が出来ないためGoogleトレンドに放り込んでみた。

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デーモンスレイヤー強すぎである。

嵐も十分強いのであるがデーモンスレイヤーは映画の前からずっと人気だったということが非常によくわかる。そりゃCXもM-1グランプリの裏にデーモンスレイヤーをぶつけるわけだ。CXのデーモンスレイヤーシフトは納得の感であるがAXのNiziUシフトはやはり意味不明である、というか典型的なサンクコストに突入である。一部でゴリ押しの調光が見られる呪術廻戦はRXに取られてしまったしAXの未来は暗い。カラーと仲良くなったかと思ったらシン・ゴジラはEXに取られるしどうもツメが甘いのであった。
あ、ちなみに些細なことであるが新曲が出たのに未だに縄跳びを流すのは絶対やめたほうが良い。一発屋の印象がどんどん強くなるだけである。プロモーションも素人なのかって感じである。

自分の報道はファクトチェックしないんですか

本日がもう2時間をきっているので軽く。

最近毎日新聞が頻繁に「ファクトチェック」とかいう記事を上げてははてなブックマークでもよく取り上げられているのだが、今日のJNNニュースはひどかった。

要するに丑年は株価が下がるという内容だったのだがこれ自体根拠ゼロのアノマリーで報道機関が流すことではない。しかもザラ場で日経225が下がったのは一時的に1.5%下がっただけでこれも全然特筆に値しない。しかも終わり値は-0.68%ときたもんだ。

何がファクトチェックだという感じである。呆れてモノも言えないのだがこんなことやってる暇あったらビットコインが一時最高値3万4千ドル超えたという方がよほどニュース性がある。経済についてヘッポコなら経済ニュース扱うなという印象であった。乱文ご容赦。

2021年の展望

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上記画像は三井住友の資料である。リンクは下記から。

https://www.smtam.jp/report_column/pdf/cat_05/HP20202021_20201218-k.pdf

様々な資料や動画を見ると大体の傾向が見えたので自身の解釈でテーマ別に書く。

中国が伸びる?

いろいろな資料を見ると今年は中国が伸びると書いてある。理由はSARS-CoV-2を抑え込めたからと書いているのだが自身は抑え込めたと微塵も思っていない。なので抑え込めたと思っている人は中国市場を買うのはありだろう。

ドル円

FRBが緩和をドバドバしているのでフツーに考えるとドル安=円高になるのであるが、噂レベルでガースーがドル円が99円台まで突破するのは避けろと命令しているらしい。であるなら99円99銭を一瞬つけた後介入で大幅に戻りそうな気がする。そう考えると上記の三井住友の資料は妥当である。

S&P 500?NASDAQ 100?

まだSARS-CoV-2が完全収束する気配が見えずそう考えるとS&P 500の無駄は多いように思える。結局今年もハイテクのNASDAQが勝つだろう。

金?ビットコイン

なぜか誰かも触れないのであるが金やビットコインは単体では利益を一切生み出さない。アブラやガスなら絶対に一定の需要があるのでここを狙うならまだわかるがビットコインは人間にとって必須ではなくただのマネーゲーム第2弾にしか見えない。なのでこの先100万円切ったらまた参入を考えても良いかもしれないが現状まったく買うに値しない。(自身の見解です)

レバレッジインデックス?

最高値圏にいるうちは手を出せないだろう。レバレッジは横ばいでもダメで上昇局面以外等倍に敗北するので下落を待って再び最高値近辺までの短期~中期と考えるべきだ。間違っても積立NISAはダメだ。

以上を踏まえて自身が出した現時点での答はやはり等倍NASDAQ100である。これを1~10月まで12万円ずつ買ってNISAを埋めればよいのではないか。なぜ10月で終えるかと言うと10月からはほっといても大体ボーナスステージで上昇するからである。1~10月の間に急落があったならレバレッジNASDAQ100を買ってもいいと思う。