例のYouTubeで膨大な時間をかけてドラゴンクエストをプレイする動画であるが、ムーンブルクの王女のかいしんのいちげき確率を1/32なのか1/64なのかを検証するということでマドハンドを1000回殴るという光景があった。
結果は34/1000でこれで1/32と言えると判断したということであったがこの検証方法が適正なのか疑義を持った自身は久々にbinom.dist関数を書くことにしたのであった。それが上記である。
このサイトでは例によって「確実」の定義を299999/300000と定義しているが、今回の判定ではムーンブルクの王女のかいしんのいちげき確率が1/64じゃなければ1/32とするのがもっとも試行回数が少ない。単純に1/32で検証しようとすると相当な試行回数が必要で現実的ではなくなる。あくまで1/32か1/64の二択だからできる芸当である。
じゃあ299999/300000の確率で1/64じゃないと判明するのにマドハンドを何回殴る必要があるかというと上記の通りおよそ1250回となった。つまり1000回では足りないわけであるが、「確実」の意味を99.9%とするなら今度はおよそ900回である。つまりマドハンド1000回殴るという意味・意図が単純に視聴者にとってキリ良さそう程度としか思えずどうしても「なんちゃって」感が否めない。ハーゴンと249回とか戦うヒマあるのにこの辺の検証が雑なのが気になって夜も眠れます。( ˘ω˘)スヤア