というわけで札幌エスタ閉館を悲しむ間もなくビックカメラが東急の5階・6階に移転した。既存のテナントは他の階に圧縮して強制移動となったようである。ハンズもファストリの移転でさらに減床した(7・8階が8階だけになった)。ちなみにファストリは来週OPENである。
最大の不安は「40%減床で品揃えがへっぽこになるのではないか」ということであったが印象に残ったのは「PPIH化した」という印象である。
通路をぎりぎりまで狭め、棚を天井ぎりぎりまで設置し、さらに縦に置ける商品は縦においてとにかく品揃えを稼いでいるらしい。おかげでかくれんぼしたらかなり面白そうなレイアウトである。人によっては「ずいぶん狭苦しくなったな」と思うかもしれないが自身は全く逆で「狭くて落ち着く」という感じになった。PPIHに慣れている人ならなんともないだろう。品揃えも特に不満を感じる人はいないのではないか。
一応の注意点だがハンズを意識したのか文房具が消滅したりとどうしても減床の影響を受けているところがあるのでエスタ時代とまったく同じと思わないほうが無難である。ただ酒類とかを意地で置いたところを見るとヨドバシカメラとの差別化なんだろうなと思うところである。