イオン北海道が高い

毎日のようにチラシを見ている自身であるが、ここ数週間イオン北海道のチラシが異様に高い。店頭で見るともっと高い。直近で驚いたのは卵10個が200円突破していたことである。これはラルズや生協、ダイイチと比較しても突き抜けて高い。
牛乳類に関しても低脂肪で200円弱、通常の牛乳は全部200円を軽々超えていて西友よりも高い。セイコーマートのほうが安いくらいだ(セイコーマートは2本セットの価格になるが)

そのあおりだと思われるが狸小路にあるドンキの食品売り場の行列が日々ひどいことになっていて昨日でいうと19時あたりで60人くらいレジの並びができていた。つまり店の端っこまで列が伸びていたわけである。

さてここでイオン北海道が強気の価格にしているのに整合性があるかというハナシである。実際相場が高騰しているのであればイオン北海道が正常で他がむしろ無謀なチキンレースをしているということになるが、現実は残酷である。


世の中便利なもので豚肉の先物取引というものまで存在しているのだがこれを見るととっくの昔に価格のピークを迎えていて、しかもドル円は15円程度も円高になっている。もちろんスーパーに並んでいるのは豚肉だけではないが全体的に価格はピークを過ぎていると考えるのがフツーである(鶏・卵についてはインフルのせいで高騰しているが)

なので申し訳ないが一連のイオン北海道の価格は無謀としか思えない。よっぽど変なタイミングでメーカーと先物取引を結んだとしか考えられず、そのツケを客に払わせようとしたところでそんなにそうそう客もアホではない。だからドンキに60人も列ができるわけである。

もっとも店員をいたわるために高級スーパーを気取るというのであればそれも一つの考え方ではある。実際カレーヌードルとかは値上げと同時に廉価版(ビッグ用)も出てきてびっくりしたものだ。とりあえず消費者としてできることはちゃんと値札を見てかごに入れましょうとしか言いようがないがイオン系列はもはやビッグしかいけなくなってきたなと思うところである。