なんでもかんでも開票1%で当確すれば良いってもんじゃない

ラムダ技術部で「1%で当確出すのは無罪」という動画があったのだが、なんでもかんでも1%で当確を出せば良いってものではないというハナシである。

www.youtube.com

結局「確実」のラインをどこにするかという問題であるがこのサイトで度々出てくる「30万分の1を下回る確率は考えなくて良い」=「絶対当選しない」=「ライバルが当選する

という論法でExcelにbinomdist関数を放り込む。

f:id:ninosan:20211024110040p:plain
※Y中 VS Oこのぎは便宜上一騎打ちにしている
というわけで画像を見てもらえれば一目瞭然であるが接戦の場合、きのこの落選が確定=当選確率1/300000以下=たけのこが当選となるのは開票率11%(均等に開票された場合)である。逆にそれなりに差がついている場合の一騎打ちだと0.1%の時点であっさり落選が決定=ライバルが当選が確定する。これなら出口調査の数字だけで当確打てそうであり20時00分00秒に当確が出るのはそういうことだろう。

だがしかし横浜市長選挙の様子を見ているとメディアは30万分の1まで待っていない様子である。じゃあどこで当確を打つかはディレクターなりキャップなりの判断なのだろうがとりあえずマエダテレビよりも遅い当確は意味ないんじゃないかと思う自身であった。