Snapdragon 630からの開放

自身が初めて使ったAndroidはシングルコア時代のタブレットで、その速度を体験しているから「遅い、もっさり、固まる」という端末は避けるようにしていた。気がつけば選ぶ端末はSnapdragon 8xxばかりになったいた。

理由は簡単でMNOがSnapdragon 8xx端末ばかり売っていたからである。何しろ初心者向けらしいとされるURBANOまでSnapdragon 801を積んでいたものだ。今では信じられないハナシだろう。

そして総務省の22000円規制により高級端末の動きが鈍くなると主にMVNOが安い端末を売り始めたのだがこれが揃いも揃ってSnapdragon 630というガラクでもぐらたたきのように発売されてはもっさり、発売されてはもっさりというやっすい喜劇を見せられていたものである。しかしそれも終わりである。

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AQUOS sense 4のCPUはSnapdragon 720Gである。当初自身は「7xx前半か~」とあまり注目していなかったのだがなんとどの6xxよりも高速で、GeekBnechマルチに至ってはSnapdragon 835よりも若干速いという韋駄天である。マジか。

だとしたらXperia XZ1とかGoogle Pixel 3aとか全部ゴミと化してしまう。シングルコアはそれほどでもないので純粋なゲーム用途はなんとも言えないところであるが未だボッタクリ気味のPixel 3aを過去に追いやってくれたのは大きい。もちろんXiaomiと違ってNFC F付きである。3.5mmイヤホンジャックももちろんある。バッテリーも4570mAhある。決まりじゃね?

あえて難を上げるとするなら内部ストレージが64GB、これはなんとか128GBにしてほしかったかもしれない。あと重量が177gと年寄りには厳しいかもしれない。バッテリー4570mAhも必要だったのだろうか?

とにもかくにもバカ売れしそうなAQUOS sense 4であるが、ということは中古にも大量に出回りそうで835より速いSnapdragon 720Gが安く手に入るならこれは「いい時代が来たな」とワクワクするところである。