201703292nd:今度は擁護

響~小説家になる方法~ 1

マンガ大賞はまったく信頼できない」とまあAmazonレビューがとにかく大荒れの作品であるが「これもまた歯を食いしばらなくてはならないのか」と結構な覚悟で中身を見たのだが、

「そこまでひどくはない」

というのが第一印象。その理由は「主人公が一貫してズレている」からそこまで破綻していないのである。

この前のエントリーの「授業妨害」が腹立たしいのは、

授業を妨害する→叱責される→謝罪する→また妨害する

というサル未満の知能を読者に見せつけるから腹立たしいのである。
謝罪しておいてまた即座に授業妨害するとかサル未満以外の何物でもないのだが、一方こちらのこの主人公の場合は挑発される、というトリガーがあってからの過剰反応でしかもその過剰反応が一貫しているからそこまで滅茶苦茶には見えないのである。
まぁ、スカートめくられてバーカと言われただけで暴行に走るのは如何と眉をひそめる人がいるのもわかるが、程度の度合いであってじゃあキックじゃなくてパンチならいいのかとかビンタならいいのかとキリがなくなってくる。

はい擁護終わり。で、これが面白いかどうかというと

1巻だけではなんとも言えん

で終わり。ただし続きは別に気にならない。(ギャフン)