Learning English 英検4級対策 第1回/全7回
助動詞・準動詞
既に5級を抜けているものとしていちいち疑問文がどうとかという説明はしない。
ただ、
You play soccer.
を疑問文にすると出てくる、
Do you play soccer?
ここに出てくるDoは第一助動詞である。第一助動詞を前に置くことで「これから疑問文を言いますよ」という合図を出しているわけだ。
第一助動詞、ということは他にも助動詞があるわけでおなじみのwill、can、shouldなどである。だが注意して欲しいのは事実かどうかは関係ないと言うことである。次の例文を見よう。
Hey, Jibanyan. Can you beat a truck?
Yes, I nyan.
もちろん実際は全く勝てていないわけである。だから法助動詞はあくまで話者の主観で使っているわけである。
あーあと助動詞を使った場合、動詞の箇所は「原形不定詞」になるという事実も押さえねばならないところである。
しかし、ここまでの項で不定詞の説明をまだしていない。というわけで準動詞の説明である。
動詞を2個以上使いたい!どうしよう?(動詞だけに)
「私はラテアートを作るのが好きです」
というのを英語にしようとすると、これまでの知識だと困る事が発生する。
「作ると好きという2つの動詞があるんだけどそのまま並べていいの??」
もちろん英語はダメである。このあたりの融通のなさが英語の英語たる感じであるが、とにもかくにも英文というモノは動詞が1つしかないのである。
じゃあ上の日本語どうすんのというハナシであるが1つを動詞じゃなくしてしまえば良いのである。これが準動詞である。
I like making latte art.
I like to make latte art.
上が動名詞、下が不定詞でどちらも動詞ではない。この文の動詞はあくまでlikeなのである。これで「英文には動詞が1つしかない」という前提が守れるのであった。
なお準動詞には「過去分詞」というのもあるが、長くなってきたのとこのあたりは3級の範疇なので扱わない。
というわけで「英文に動詞は1つしかない」という前提さえ知っていれば瞬殺できる文法問題が結構存在するのであるが、特段4級文法で困っているというハナシも聞かないので端折る予定である。困ったらコメ欄にでも質問するなりYahoo!知恵袋にでも投げて欲しい。